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社労士試験は1年間の学習期間で試験対策をしていくというのが一般的な進め方だとは思いますが、様々な理由で勉強開始時期が遅くなってしまう方も多いかと思います。
その中でも『社労士試験に独学で6ヶ月で合格する!』ってのはかなり無謀なチャレンジに聞こえるかもしれませんが、戦略的に学習計画を立て、かつ社労士試験攻略の勘所を効率的にマスターしていけば決して無理な話ではないかと考えてます。
そういった点を踏まえて、本記事では8月の第4日曜日に実施される社労士本試験までの6ヶ月間(3月前後~8月の本試験までの期間を想定)の学習計画や、目標とすべき学習時間についてを詳細に解説していきます。
記事を読んでもらって”お、出来るかも!?”と感じて頂ければぜひともこのド短期チャレンジに取り組んでみましょう!
これから、具体的な学習計画やスケジュールを解説していきますが、詳細を解説する前にド短期チャレンジをこなしていくためにはクリアしておかないといけないポイントが大きく3つあります。
どんなに地頭の良い人でも、知識を蓄えなければ社労士試験で得点を積み重ねることなどできません。もちろん個人差や基礎知識の差はありますが、学習時間の確保は最重要事項と言えます。
短期間に知識を詰め込むということは、単純に1日あたりの学習時間が増大することになりますので、学習習慣が身に付かないうちはかなり苦痛に感じるかもしれません。目標とすべき総学習時間は一般的にいわれている社労士試験合格に必要とされる【1,000時間】です。
4ケタ時間ってだけでヒザがガクブルしてるアナタ!大丈夫です!
勉強時間で引いちゃう点については後述の解説で紐解いていきますので、まずはたっぷり目の時間を確保する心構えをしておきましょう!
社労士試験で問われる科目は以下の10分野とかなり多岐に渡ります。
各科目を一から取り掛かっていくというイメージで学習を進めてしまうと、6ヶ月という短期期間では到底間に合いません。科目間の関連性を意識しながら、ある科目で得た知識を別の科目の習得に活用するといった横断的な学習スタイルが短期決戦では鉄板の戦略と言えますので、その点は学習開始前から意識しておくことが重要です。
本記事のマストポイントといってもよい内容ですが、社労士試験の学習を進めていく中で、取り組み方として以下の4つのフェーズに区切ることが出来ると考えてます。
この4つのフェーズでは学習への取り組み方もそれぞれ異なったものになりますので、まずは時期に応じて学習内容や取り組み方を変える必要がある点を頭に入れておきましょう。
先ほどのポイント①で挙げさせて頂いた社労士試験の合格に必要な1,000時間の勉強時間をそれぞれのフェーズに当てはめた際の時間配分と1日の勉強時間は以下の表のような形となります。
学習フェーズ | 月 | 学習時間の目安 | 学習時間 (月間) | 学習時間 (累計) | 休息日 | |
平日 | 休日 | |||||
学習の開始期 | 3月 | 3.5H | 10.0H | 150.0H | 150.0H | 平日:3日間/休日:なし |
知識の蓄積期 | 4月 | 4.0H | 12.0H | 172.0H | 322.0H | 平日:2日間/休日:1日間 |
5月 | 4.0H | 12.0H | 208.0H | 530.0H | 平日:1日間/休日:1日間 | |
6月 | 4.0H | 12.0H | 168.0H | 698.0H | 平日:1日間/休日:1日間 | |
知識の補充期 | 7月 | 4.0H | 12.0H | 192.0H | 890.0H | 平日:2日間/休日:1日間 |
試験の直前期 | 8月 | 3.0H | 12.0H | 114.0H | 1,004.0H | 平日:なし/休日:1日間 |
平日、休日ともになかなかヘビーな学習時間をこなしていく必要がありますが、まぁ半年のド短期チャレンジとなってますので、ココは腹をくくる必要があるポイントですね。
それでは各フェーズに区分した上で学習の進め方をご紹介していきます!
まずは勉強習慣の確立が超重要!
まずは学習の開始期ですが、こちらは3月いっぱいまでの1ヶ月間とお考えください。
この時期でもっとも重要なことは学習習慣を身に付けることだと言えます。
先ほどの事前に押さえておきたいポイント①で説明したとおり、学習時間の確保というのは合格するための重要なファクターの一つでありますが、6ヶ月間で1,000時間の壁に到達するためには、平日3.5~4時間、休日10~12時間もの勉強時間が必要になってきます。
まずは最初の1ヶ月の期間でしっかりと学習習慣を身体に染み込ませることを意識しましょう。
学習習慣が最初から身に付いている受験生というのはごく少数派であると思いますし、そんな状態で日常生活の大部分を勉強に費やすというのはかなりの苦痛を伴います。
でも大丈夫です。1ヶ月もすればそんな生活が日常となってきますので、まずは慣れてくるまでは無理やりにでも勉強する習慣を身に付けるようにしましょう!
では学習の開始期の勉強の進め方についてですが、それはズバリ
”過去問から始める”です!
「いやいや、知識もないのに解けるわけないやん。。頭ダイジョブ?」
と、多くの方が思われるかもしれませんが、それでOKです。最初から解けるはずはありませんので。
このいきなり過去問から取り掛かるポイントについてですが、実際の試験で問われる日本語のレベル感、設問や解答の文字数等に触れることで、試験脳に仕上げていくことが狙いとしてあります。一番やってはいけないのが、まずは内容を把握しようとテキストの読み込みに終始することです。テキストの理解も大事ですが、過去問で問われている設問の上に知識を上積みしていく方が得点を獲得するためのインプットとしては適しています。
学習する科目の順番ですが、各科目を関連度に応じて2つのグループに分けることが出来ますので、同グループの科目を一巡したら、もう一つのグループの科目を着手するというやり方で進めるようにしましょう。
グループ① | グループ② |
|
|
グループ①は労働法関連の分野、グループ②は社会保険関連の分野というように、内容が大別できるため知識を入れる際も関連性を意識した順番で取り組むことが出来ます。グループ間をまたいでバラバラに学習を進めてしまっては、混乱してしまい理解が深まらなくなってしまいます。ひいては学習習慣を身に付けることも叶わなくなってしまいます。
といった形で進めていくようにしましょう。
なお、過去問の実施は机に向かって勉強できる環境で、テキストのインプットは通勤途中のスキマ時間などに行う、といった形でどこで何をするのかをあらかじめ決めておくようにすればよりベターだと思います。
最初の1ヶ月は効率性の追求というよりもある種の根性を鍛える修行期間、と捉えて頂き、これから次のフェーズに進んでいくためのステップと位置付けて取り組んで頂ければと考えてます。
学習効果を実感できるエンペラータイムを実感できる!
学習開始期が明ける頃には、学習習慣が確実に身に付いていることでしょう。むしろ勉強をしない日は、何らかの物足りなさを感じるようになるはずです。そうなったらしめたものなので、学習時間を上乗せしちゃいましょう(笑
平日は30分、休日は2時間、勉強時間を増やすとかであれば許容範囲でしょう。
学習開始期で学習習慣が身に付いていますので、学習時間を上乗せすることへの抵抗感はさほど感じない状態に仕上がっているはずです。
また、最初はちんぷんかんぷんだった知識が徐々に形成され始めている時期でもあります。勉強をすることで知識が増えていく感覚がリアルに味わえる言わばエンペラータイムを実感できます!楽しみながら勉強を重ねていきましょう。
さて、知識が徐々に形成され始めてきたところで学習効率のレベルアップを図りましょう。
フェーズ1(学習の開始期)では、労働法グループと社会保険グループの科目群に分けて学習を進めてきましたが、これからは各科目の関連性をもう少し細分化して勉強を進めます。各科目を横断的に理解していくという狙いがあります。
以下に社労士試験の科目同士の関連関係を表した図を用意したので、そちらに振ってる番号をもとに解説します。
①:労働基準法 = 労働安全衛生法 |
労働基準法とは、労働者の権利を守るべく労働条件の不当な扱いを防止するための法律ですが、安全衛生分野の労働条件をさらに細かく規定する法律が労働安全衛生法です。 |
②:労働基準法 ⇒ 労働者災害補償保険法 |
労働基準法で規定される、労働中の事故から労働者の生活等を守るための法律が労働者災害補償保険法です。 |
③:労働者災害補償保険法、雇用保険法、厚生年金法、健康保険法 |
これらの保険は、基本的に雇用される労働者に適用されることで労働者にメリットをもたらすものです。加入条件や補償内容を横断的に整理することでそれぞれの科目の理解を深めることが可能です。 |
④:労働保険徴収法 ⇒ (労働者災害補償保険法、雇用保険法) |
労働者災害補償保険、雇用保険といった、いわゆる労働保険の成立条件等を規定する法律が労働保険徴収法となります。 |
⑤:厚生年金法 = 国民年金法 |
会社員には厚生年金、自営業者等には国民年金が適用されますが、どちらも老後の生活保障を目的とした法律であり、相違点を比較することで両者の理解が深まります。 |
学習する法律は非常に多いですが、目的が似通っていたり、ある部分を細かく規定するための法律だったりというように、それぞれの法律の類似性が非常に高いのが社労士試験科目の特徴です。一つ一つを覚えるのではなく、横断的に理解していくことが試験攻略のための重要なファクターとなります。
なお、関連図に載っていない「労務管理その他の労働に関する一般常識」「社会保険に関する一般常識」に関しては、科目間の関連が乏しく時事問題やマネジメント視点からの労務管理がテーマになることが多いので、横断的にマスターするのではなく、個別対策を行っていくスタンスで取り組みましょう。
知識の蓄積期の勉強方法ですが、やはりメインに据えて頂きたいのが過去問の演習です。何度も過去問をやっていると解答番号を覚えてしまって身に付かないという声もありますが、そんな心配は無用です。むしろそうなるまで繰り返してください(笑
そして、解答番号を覚えてしまうレベルに到達したら、肢別に理解するように掘り下げていく段階に移りましょう。5肢の一つ一つのどこが誤りなのか、どうすれば正しくなるのかというレベルで学習を進めていくのがよいです。
なお、過去問の設問に知識を上乗せしていくという学習方針はこの後のフェーズにおいても一貫して変わることはなく、本記事で解説する戦略的学習計画の軸となります。
4つのフェーズの中で最も長いのがフェーズ2(知識の蓄積期)ですが、この時期の勉強方法を間違ってしまうと6ヶ月で社労士試験に合格することは100%ないと断言できます。
とはいえ、勉強が楽しく感じる時期でもありますので、楽しく、そして効率的に学習を進めていきましょう!
あれ、スランプに陥った?だが、それでOK!
楽しかった(?)知識の蓄積期を終える頃には、いよいよ本試験がすぐそこまで迫っています。そしてこの時期になるとスランプに陥ったような感覚に襲われることがあります。
しかしそれは、これまでの学習が正しかったことの証明でもありますので、悩む必要など全くありません。むしろ、スランプが襲ってこない状況の方がマズいと思います。
本試験を迎えるまでは前進あるのみ!です。スランプが生じる理由とその対策方法を予め知っておくことで、前向きな気持ちが折れないように心の準備をしておきましょう。
全科目の知識補充を終えると、どうしても科目や分野別に得手不得手が生じてしまいます。。しかし、苦手科目だからといって点数が伸びないというわけでもないように思います。「なんとなくイヤ、、」という感情的な問題であると捉えています。
このときに注意しないといけないのが、苦手科目の学習時間を減らさないということです。社労士試験は各科目に足切りラインが設けられていますので、全科目でまんべんなく得点しなければ合格できません。苦手な科目であっても得点を稼がないといけないのです。苦手意識を持つのは良いですが、得点が取れないのは非常にマズいです。
対応策としては、苦手に感じる科目から勉強するようにしましょう。この頃には、1日に勉強する科目は複数になっているでしょうから、苦手科目から開始することを意識してください。
「勉強しない→点数が取れない」の負のスパイラルに陥らないことが重要です。
「人間は忘れる生き物である」聞いたことがあるような、無いような…。しかし、社労士の勉強をしていると、自分自身の記憶力の無さに辟易してしまう瞬間が何度も訪れます(笑)。とにかく知識はどんどんこぼれ落ちていってしまうということを痛感させられる時期です。これまでの努力が無駄であったようにすら感じられますし、この状態が続くとメンタルが完全に折れてしまいます。。
では、どう対応すれば良いかというと、開き直ることです(笑
ってのは半分冗談ですが、忘れないようにすることは不可能ですが覚え直すことは十分できます。
最初に覚えるよりも、覚え直す方が時間を短縮できますし、そもそも忘れるということは過去に覚えていたということの証明でもあり、自分の成長を実感できる瞬間であると捉えることが出来ます。
忘却は成長の証、と開き直って前向きに学習を進めましょう!
フェース3(知識の補充期)における学習時間の目安は、フェーズ2と変わらず平日4時間、休日12時間です。はい、攻撃の手を緩めることはありません(笑
もっともこのフェーズまで到達できていれば、学習習慣は確実に身に付いていますし、試験がいよいよ迫っているという焦りも生じていることから、意識せずとも学習時間が減ることはないように思います。
知識の補充期からは、学習の進め方がこれまでとは大きく変わっていきます。とはいえ、過去問演習がメインであることはこれまでと変わりありません。あくまでも蓄積した知識をベースとして、本試験で1点でも多くの得点を稼ぐことが狙いです。
では知識の補充期の勉強方法の2つのポイントを確認していきましょう。
この時期からは、1日に取り組む科目は最低でも3科目以上にするようにしましょう。
知識の蓄積は終わり、これからは忘却との闘いになります。知識を絶対に忘れないようにすることはできませんが、忘却のペースを鈍らせることは可能です。
その方法とは、知識にアクセスするスパンを短縮するというものです。1日に3科目以上取り組むことで、1週間で3回は全科目に触れることができます。
満遍なく各科目に触れて、忘却との闘いを制しましょう!
何度取り組んでも、同じ間違いをしてしまうという設問が必ず存在します。その部分は知識の蓄積が不十分だった箇所だと裏付けることが出来ます。それが知れたら、むしろラッキーだと思ってください。その箇所をマークし、触れる頻度を積極的に増やしましょう。
知識補充期には、各設問で理解できていると感じたら〇、不十分なら×をマーキングするようにしておくのがよいでしょう。その作業を繰り返すことで、×がマークされる箇所を特定することができます。〇ばかりの設問は一旦放置して、×が重なる箇所を繰り返すようにしていけば×→〇に変化していく設問もおのずと増えていきます。
自分がよく間違う設問を特定することで、知識の補充が完成します。積極的に自分の弱みを掘り起こしましょう!
最後の踏ん張りどころ!体調管理にもご用心!
さて、いよいよ本試験直前のフェーズ4です。
目標とする学習時間をしっかりとこなしていれば、ここまでの学習累積時間は900時間弱となっています。ここまで来たらあと一息です。
そして、ここからは体調のコントロールも試験攻略のための重要なファクターになってきます。本試験は8月の猛暑の中で実施されます。体調を崩してしまっては、普段通りの実力を発揮することはできません。
知識も体調も最高のコンディションで本試験に臨みましょう!
試験直前期には、がむしゃらに勉強時間を確保して知識を詰め込むことはおススメできません。というのも、この時期までに相当な無理をして学習時間を捻出してきたわけでありますので、しっかりと睡眠時間を確保して、猛暑の中で体調を崩さないようにしていく必要があります。
試験直前期の学習時間の目安は、平日は1時間減らした3時間、休日はこれまでと同様の12時間です。これが達成できれば、累計学習時間は1,000時間を突破します。十分に合格圏内に到達しているはずです。
直前期の勉強方法は基本的には補充期と同じスタイルで進めますが、1日に触れる科目を5科目程度に増やしてください。そうすれば、各科目に2日に1度は触れることになります。
多くの過去問題集は、科目別・分野別に編集されていると思いますが、この時期では本試験のシュミレーションを意識した取り組みが重要となりますので、本試験同様に選択式→択一式の順番で時間もそれぞれ本試験と同じ時間で区切って取り組むのがよいでしょう。
試験であるがゆえに解答能力があったとしてもそれを引き出すための時間に制限がありますので、その辺りの感覚も模擬実戦で体で覚えていくことが非常に重要です。
まぁ、ここまでやっていればかなりの実力が身に付いてると思いますので、本試験を意識した勉強方法で合格を掴み取りにいきましょう!
社労士試験に6ヶ月で合格するための勉強法と学習計画を解説してきました。ここまで説明したとおりに学習を進められたのであれば、本試験日には合格圏内の実力が十分に備わっていると言えます。
ただし、独学で6ヶ月で社労士試験に目指すというのは相当ヤンチャな学習計画となってしまいますので、個人的には本記事でご紹介したフェーズ1~4を1年スパンで取り組むといった形をおすすめします。
また、本サイトでご紹介している社労士講座のうち、短期合格を目指す速習カリキュラムや弱点克服用に単科講座などを取り入れて取り組むといったハイブリッド型独学対策を行っていくのもアリだと思います。
まぁ人間やってやれないことはない!と断言出来ますので、ぜひ本記事を参考に社労士試験にチャレンジして頂く方が増えれば幸いです!
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